トレドにある古い家で

トレドには、物語を刻んできた古い家があります。


c0208386_18525220.jpg

道端に捨てられていた猫ちゃん。拾われたその日から、凛として。


c0208386_18531090.jpg

すり減った木の縁は、長い年月、家を支えてきた証。家の中はお気に入りの部屋履きで。


c0208386_18532710.jpg

松の実をふんだんにまぶした挽き肉料理。シェフでアーティストのご主人の即興です。


c0208386_18542594.jpg

「ん? 僕のこと、呼んだ~?」
[PR]
# by taeko_kawai | 2009-09-24 02:20 | トレド TOLEDO

トプカピ宮殿のレストラン un restaurante en el Palacio Topkapi

夏の終わりに訪れたイスタンブールのトプカピ宮殿で、素敵なレストランを見つけました。
香草や漬物の瓶が穏やかに仕舞われた木の棚が、入口にずらりと並んでいました。

c0208386_19202015.jpg


お手洗いに寄っただけで、名前を記憶せず、コーヒーも食事も賞味しなかったことをちょっと悔んでいます。

c0208386_19204673.jpg


後悔していることがもう一つ。

イスタンブールでは、地図オタクの親友が絶対に好むコンスタンチノープル時代のボスフォラス海峡の地図のレプリカも見つけたのですが、「帰る前に買いに来よう」と考えてその場では買わなかったどころか、結局最後までその店に戻らなかったのです。
スペインに戻ってから、彼の部屋に貼ってある古い地図のポスターを見て、後悔の念が胸に突き刺さりました。疲れていても地図の店に戻るべきだった!第2選択のお土産で済ませてしまってごめん!

でも、親友は、第2選択のお土産に選んだトルコ綿のバスローブを気に入ってくれたと言ってくれました。
そしてそれをまとうと、「なんで地図を買ってこなかったんだ!」と、試合前のボクサーの魂が乗り移ったかのようにジョブやパンチを浴びせてくるので、私はカンフーで応戦。
こうして、地図を買わなかったという私の悔いの念は解かれていきました。


c0208386_1955151.jpg


夕暮れのボスフォラス海峡・・・・・・。
[PR]
# by taeko_kawai | 2009-09-22 20:03 | イスタンブール Estambul

晩夏のクレタ島 Creta entre el verano y el otoño

ギリシャのクレタ島に行ってきました。
この夏は、8月15日から、新しいプロジェクトの取材のため、コルドバ、ジブラルタル、北モロッコ、イスタンブール、ギリシャを約1カ月かけて回り、仕事の最後に、数日間自分のための休暇を取り、クレタ島に行ってきました。9月の初めのことです。

クレタ島は、トレドに住んだ画家、エル・グレコの出身地なので、ぜひ彼の生まれた村に行ってみたいと思っていたのですが、私のホテルから200㎞も離れていると聞き、びっくり~~! クレタ島は、海岸線の長さだけでも1000㎞以上ある、大きな島だったのです!! 街には、海のある日本の町に通じる空気が流れていて、一瞬私の出身地小田原のひなびた商店街とダブるところもあったりして、親近感は抜群でした。

でもエーゲ海は、エーゲ海。ギリシャ神話の神様たちのエネルギーに包まれていましたよ~!!

c0208386_18334278.jpg


そういえば、ハワイも、沖縄も、海があるところには、神様がいっぱい。
ひとびとは、知らず知らずのうちに、神様のパワーに癒されていくのですよね、海に来ると。
私の裸足に触っては下がり、触っては下がり、ときどきスカートを濡らしていく透明で悪戯な波をずっと見ているうちに、だんだんと、波たちは私の心を洗い清めてくれる天使たちかもしれないと思えるようになりました。

c0208386_18335991.jpg



二日目の晩は、真っ赤な月が東の海岸線からゆっくり上っていきました。
月の赤い光の線が海面に映り、波は灰色に光るしぶきをあげながら寄せたり戻ったりしていました。
いつのまにか、不安と悲しみと反省と後悔と希望をそんな風景に、心に浮かぶままに告白している私。
一番難しい告白は、後悔している自分を認めることと、現実を受け入れることでした。
でも、それができたんだもの。あとは元気になろうとしていく自分の力を信じましょう!
[PR]
# by taeko_kawai | 2009-09-21 19:41 | ギリシャ Grecia

「南蛮クロニカ」第1回は、神様特集!?

みなさま、ようこそ!拙ブログ 「南蛮クロニカ」へ!!

これまでエキブロ「ハムスターパゾ スペインに住む」で生活や旅のおしゃべりをしてきましたが、生活や旅の形が、想定していた範囲をどんどん越えて行ってしまったので、もっとフレキシブルで自由な形のブログにしようと、「南蛮クロニカ」を立ち上げました。

まだ中世の匂いが街角に立ちこめる石畳の街、トレド(スペイン)から、パリへ、ロンドンへ、北欧へ、アフリカへ、そして地中海を越えてイスタンブールへ。旅と仕事の合間に、今好きな人のことで思い切り悩んで落ち込んだり、どんな逆境にもめげずにこの愛を貫くんだと強く誓ったり。自分の人生失敗だったかなぁ、これでよかったのかなぁ、とブルーになったり。そんな自分の弱い姿を、素直にやさしく見つめてあげたくなりました。

これまでは、弱気になるたび、「こんなんじゃ、あかん!」と自分を励ましたり強がったりしていましたが、最近、素直になることが、本当の愛を確認するためには大事なんだな~、と思うようになってきたんです。

まだよくわからないけれど、好きな人への愛にしても自己愛にしても、心と頭の中を正直にしていないと、なかなか謙虚な気持ちになれないような気がするんです。でも、謙虚な気持ちになれたとき、本当に大事にしたいことが見えてきたように想うのです。その、本当に大事にしたいことが愛なのかな、なんて考えてみたりしています。

愛のこと、旅のこと、仕事のこと、たまには政治や歴史を話したり、、、
目からうろこが飛び出るスペイン語の表現を紹介したり、、、
あ、ここを訪ねてよかった♪と思っていただける、楽しいブログにしたいと思います。
どうぞ、末長くお付き合いください!!

というわけで、「南蛮クロニカ」第1弾は、神様特集!!
まさに南蛮の街、スペインのコルドバにある、聖マリア大聖堂(Catedral de Santa María de Córdoba)と、イスタンブールにあるブルーモスクの、ゴージャスな天井をとうぞ!

c0208386_17445540.jpg

Catedral de Santa María de Córdoba. 普段、メスキータ(イスラム教のモスク)と呼ばれるカトリックの大聖堂。様式の違うデザインが密集している壁や天井に、文字通りため息が出ました。「ヨーロッパの列車の駅みたい」と、神様に内緒で想ったりしていました。

c0208386_17451950.jpg

Blue mosque en Estambul. イスタンブールのモスクの中でも、たぶん一番美しいのがスルタンハメット(スルタナメ)にあるブルーモスク。無料で、観光客も見学可能。きめ細かいタイルの天井や壁にうっとりしてしまいました。
[PR]
# by Taeko_Kawai | 2009-09-18 18:40